【VR開発】京都Unityゲーム開発勉強会に参加してきた
京都Unityゲーム開発勉強会に参加してきました。今回のお題はVRゲーム開発ということで、実際にUnity を使って VRゲーム開発を体験できるというものになっています。
実はこの日、台風接近でかなり雨が降っていたのですが、それでも行って良かったです。かなり楽しめました。
イベントについて
詳細はDoorkeeper のイベント案内ページをご確認ください。
ざっくり
- 開催者は株式会社クラウドクリエイティブスタジオ様。実際にVRプラットフォームなどの開発も行われているゲーム開発会社様です。
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Unity で簡単なVRゲームの開発をしてみる。
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非エンジニアでもOK。実際に非エンジニアな方もいらっしゃいました。
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開発機材は全て用意してもらえます。手ぶらでOK。
VR機器
HTC の VIVE というものを使いました。
HMDと、それぞれの手で握って操作するコントローラ2つをユーザが装着する感じです。
↑がコントローラ。熊手くらいのサイズかな。まぁまぁずっしりくる重さ。
人差し指のところにトリガーがあって、今回はそれを使ったゲームを作りました。他にも操作ボタンがいろいろついているみたいです。
アジェンダ
勉強会の以下のような流れでした。
- VR基本情報のご説明。
- VRとは何か、市場に出ているVR機器の紹介など
- Unity で VR開発の環境を整えてみる
- Steam VR のアセットを入れて、カメラを追加して VIVE の HMD でフィールドを見渡せるようにする。
- 簡単なゲームを作ってみる
- VIVE のコントローラのトリガの ON/OFF を取れるようにして、Cube を触ったり投げたりできるようにしてみる
- ゴミ箱置いて、ゴミ箱に Cube を投げ入れるVRゲームを作る
感想などなど
ソフト面の環境構築は簡単だが、ハード面の準備が大変
勉強会の中で行った環境構築作業は非常に簡単なもので、
- Steam VR のアセットをアセットストアからインポート
- Steam VR のアセットに含まれるカメラのプレハブをシーンに追加
するだけでした。これでゲーム内でも VIVE のコントローラのモデルが表示され、実際にコントローラで動かすことができるようになってました。
ただ、機材の調達はちょっと大変みたいですね。
- VIVE 自体は 10万くらいで買えるよう。
- 開発するためのPCの要求スペックが非常に高いらしい。20万くらいかかりそう。
1セット30万くらいでしょうか。
また、HMD をつけてコントローラを振り回すため、ある程度広い空間が必要みたいですね。
勉強会中も、コントローラを動かそうとしたら現実世界のディスプレイとか机とかに当ってしまったり(HMD をつけているので現実世界が見えてない)、隣の方のコントローラを持った腕が突然目の前にやってきたりといったことがありました。
環境構築してからは、割りと普通のUnity 3D
VRだからといって何か特別なことをしないといけないわけではないらしく、普通にモデル配置して Rigidbody をつけたり、C#スクリプトをちょこちょこと書いて・・・で、
1時間か1時間半くらい後には既にVRでプレイアブルなゲームになってたと思います。
作ったミニゲームはこんな感じ。
最後に
いやー楽しかったです。
もともとゲーム業界に身を置いていたので、テーマ自体も興味深いものでした。
興味があっても、自分で環境を整えるのはハードルが高いので、VR機材まで用意してもらえる勉強会というのはなかなかに貴重だと思います。
無料でしたし、ちょっとでも興味があれば、行ってみて良いかと思います。月1で開催されているようですし。
エンジニアでもそうでない方にも十分に楽しめる内容だったかと思います。
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